第25回定期演奏会

始まりがあれば、必ず一区切りのポイントがあります。
一年間の活動の集大成として第25回定期演奏会が開催されました。

部員の関係者はもちろん、近隣の方、学校の先生方、
そして、交流を深めてきた他学校からもお祝いに駆けつけてくれました。

定員300人のホールもほぼ満席。



 1部こそ緊張で硬さも見られましたが、一曲一曲本来の伸びやかさを
取戻し会場を巻き込んでいきました。

バッテリーアンサンブルは黒Tで男前な「CAN CAN」を演奏。
かっこ良すぎです!

来年からは自分たちが引っ張っていく責任がある3,4,5年生により
ミュージカル「RENT」よりLa Vie Boheme。先輩、舞台袖の小窓から心配そうに
覗いてましたよ(笑)

白のお揃いのパーカーを着て真打登場。

6年生アンサンブルは「ふるさと」 ~うさぎ追いし・・・~ではありませんよ。
嵐の2013年NHK全国学校音楽コンクール、課題曲の、ですwww
少ない人数で30人の下級生をよく引っ張ってきてくれました。
ありがとう・・

3部でのコントは笑いを取ることの楽しさを知ってしまったメンバーが
ドンドンと会場を一体化・・・・ドッカン、ドッカン笑いが起こっています。
クセにならないでよ~~

一見、動じないタイプに見える今年新任のT先生もアフロでノリノリダンスで鮮烈デビュー!
今後きっと子どもたちをがっちりリードして行ってくださることでしょう。

無情にもプログラムがドンドン進み最後のドリル。
6年生にとっては本当の本当に最後の演奏です。
スネア姉さんの顔が紅潮しだして頬に涙が流れているのが、
舞台袖の小窓からでも分かります。

先生も涙の笑顔で指揮を振ります。このメンバーでの演奏はもうないのです。
だから、みんな泣き笑い・・・このまま終わらないで欲しい・・・

楽器を下ろした後、大きな拍手が鳴り止みません。
舞台が暗くなった後も・・・

後輩たちは舞台に戻ると耐えられなくなり、号泣。
6年生の先輩とお別れするのが辛くてしょうがない。楽器を抱えて泣いています。

影アナの音楽の先生、涙声で終了アナウンスです。
さて、突然ですが、最初のブルロビの靴並べの記事を覚えていらっしゃいますか?




今回の定期演奏会2部では多くの卒業生が集まり卒業生バンド演奏もありました。
OBOGの皆さんは当日までの合同練習を小学校に集まって行っていたわけですが・・・
見てみて↓↓
卒業して何年も経つのに・・・ほら、きちんと並べて脱いでますね。
ブルロビ魂が先輩たちの心にもしっかり根付いています。
我が子がこんな素敵なバンドの一員でよかった。
そう思いませんか?

去年4月からkoyarobi, oyarobiko, oyarobiTの3人で「始まりと終わり」をコンセプトに
ブログを開始しました。いかがでしたか?
部員たちの今日までの成長のプロセスを残せることが出来たなら、幸いです。

最後にパートの紹介をしましょう。

バッテリーパート☆
ドラム打楽器中心のバンドの心臓部というべき拍がとても重視されるパートです。
スネア、クォードドラム、BDで構成されます。
小坪のバッテリーは大会でも審査員から大絶賛される腕前です。

ピットパート☆
マリンバ、ビブラフォンなどの鍵盤楽器を主に構成されたパート。
楽器は固定されているのでドリルはしませんが、
1人ひとりがオンリーワンのパートです。
メロディーを血液の様にバンド全体に送り届けます。

高音パート☆
最初は誰もが憧れる金管バンド花形とも言えるパートです。
トランペット、コルネット、フリューゲル、ホルンと華やかなメロディーを響かせて
魅了させてくれます。楽曲の出来を左右する中心パートです。

低音パート☆
トロンボーン、ユーフォニウム、チューバ。
まさに縁の下の力持ち。このパートがバンドの重厚感や安定感を決定付るのです。
それだけに楽器は大変重く、吹き込む為の肺活量もハンパありません。
新入部員の頃は肩に楽器が食い込んで湿布が欠かせませんでした。

1年間を通して、子ども以上に成長させて頂いたかもしれない世話役5名。
先生方、保護者の皆さん、本当にありがとうございました。

行く春を惜しみつつ、この場を借りてお礼申し上げます。
矢田、桑俣、寺田、小林、田岡