最高の3日間

新型コロナウイルス拡大防止の観点により小坪小学校も休校中です。
この度、休校の延長が決定したことにより定期演奏会以外の金管バンドの残りの活動も全て無くなりました。

1年間頑張ってきた子供達に、特に6年生達に何もしてあげられないまま突然活動が終わってしまい残念な気持ちでいっぱいですが、今は静かに受け止めて今年度最後の日々を子供達がどう過ごしたかを記録しておこうと思います。


〜2月27日(木)〜

 「今のうちに思い出をいっぱい作っておこう」
 「校長先生に怒られたら先生が責任取るからね」

そう言って先生は朝練でランスルーをさせてくれました。
休み時間に3階のホールでゲリラライブもして、とても楽しかったそうです。

この日の夜、政府より休校の要請が発表されました。


〜2月28日(金)〜

大人達に動揺が広がる中、子供達はいつも通りの朝練をしました。


いつも通りの、普通の朝。


普通に練習が出来るということは素晴らしい事だったんだと、今ひしひしと感じています。

休校前の練習は今日で最後だと覚悟していましたが、校長先生から翌日に集まる許可をいただくことができました。
先生からそのお話を聞くと子供達はパッと笑顔に😊

そして休校が火曜日から始まる事が決まりました。


〜2月29日(土)〜

子供達はいつも通りに登校し、基礎練の後いろんな曲をどんどん合奏していきました。


その間、緊急保護者会が開かれ、これから子供達に何をしてあげられるかを話し合いました。
6年生の話になると涙する保護者の方がたくさんいました。

保護者会の後は合奏を見に行き、先生と子供達に感謝を込めて大きな拍手を送りました。


子供達はみんな元気いっぱいで明るく、大人達の不安を吹き飛ばしてくれるようでした。
今日、子供達が思いっきり演奏することができて本当に良かった!


今となっては最後の活動となってしまったこの特別な3日間は、残されたわずかな日々をなんとか子供達にとって思い出に残る楽しい時間にしてあげたいという先生方の想いが詰まったものでした。

子供達の為に最善を考え尽くしてくださった先生方に感謝します。